カナダ政府、外国人の入国制限延長 14日間の自己隔離は8月末まで実施

カナダ政府

カナダ政府は6月30日、カナダ国民と永住権保持者以外の入国制限を延長した。

アメリカからは7月21日まで、アメリカ以外からは7月31日まで、入国制限を行う。また、入国後の14日間の自己隔離措置も8月31日まで延長した。ワーキングホリデーは、「Port of Entry Letter of Introduction」を取得済みで有効な雇用のオファーがある場合のみ、入国を認める。

すべての入国者に対して、隔離計画の聴取を行うほか、違反者には最大6ヶ月の懲役もしくは75万カナダドルの罰金が課される。例外となる職種もある。隔離場所は、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人と接触しないこと、食料や必要な医薬品などの生活必需品が入手できる環境であることなどの条件もある。隔離計画が不適切と判断された場合には、ホテルなどの指定施設で隔離することが求められる。