JR東日本の用地をJR東海が開発 ガード下の新スポット「日比谷グルメゾン」とは?

JR東海は、有楽町~新橋駅間の高架下にグルメスポット「日比谷グルメゾン」を7月9日に開業する。

1910年から使用されているレンガ高架橋下と、東海道新幹線等の高架橋下の合わせて約1万平米の空間を、JR東海とJR東日本の協業で開発する「内山下町橋高架下開発計画」の一環だ。

このエリアは内幸町側のレンガ高架橋下がJR東日本の用地、銀座側の東海道新幹線高架下がJR東海の用地だが、従来の用地区分に関らず柔軟に開発できるよう、両社で新たに区分を設定したという。今般オープンする「日比谷グルメゾン」はJR東海グループの東京ステーション開発が運営するが、JR東日本側の用地約1,700平米を使用している。一方、JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発は、JR東海用地約2,800平米とJR東日本用地約5,800平米を開発し、商業施設「日比谷OKUROJI(オクロジ)」を9月にも開業する予定。同施設の開業後は両スポットが一体となり、回遊性のある商業空間となる。

「日比谷グルメゾン」は、東京駅にある「東京グルメゾン」に続く、東京ステーション開発によるグルメスポットの第2弾。レンガアーチならではのレトロな外観の高架下に、イタリアンバル「DRAスタンド/ウラドラ」、海鮮バル「板前バル LIVE FISH MARKET」、タイ料理「タイ屋台999」、ドイツビアホール「SCHMATZ Beer Hall(シュマッツビアホール)」、串焼き「黒松屋」の5店舗と、「中華そばふくもり」、「金澤味噌ラーメン神仙」、「博多新風」の3つのラーメン店が集結する「RAMEN AVENUE(ラーメンアベニュー)」が出店する。

東京ステーション開発によると、「日比谷グルメゾン」は空間づくりにもこだわり、食事だけでなく場の雰囲気も含めて五感で味わうことをコンセプトにしている。「新橋のガード下」と言えばサラリーマンの聖地というイメージだったが、同施設はランチや友人との集まり、恋人とのディナーなど、幅広いシーンで利用できるよう開発を進めたという。


▲串焼き「黒松屋」


▲串焼き「黒松屋」


▲「タイ屋台999」


▲「タイ屋台999」


▲イタリアンバル「DRAスタンド/ウラドラ」


▲イタリアンバル「DRAスタンド/ウラドラ」


▲イタリアンバル「DRAスタンド/ウラドラ」


▲イタリアンバル「DRAスタンド/ウラドラ」


▲「板前バル LIVE FISH MARKET」


▲「板前バル LIVE FISH MARKET」


▲ドイツビアホール「SCHMATZ Beer Hall」


▲ドイツビアホール「SCHMATZ Beer Hall」


▲「RAMEN AVENUE」


▲「RAMEN AVENUE」


▲「RAMEN AVENUE」