JAL、広州へチャーター便運航 日本人駐在員が渡航へ

鶴丸

日本航空(JAL)は、東京/成田〜広州線でチャーター便を7月10日に運航する。

華南地区の日系企業では、日本人駐在員が現地へ戻ることや新規赴任ができない状態が続いており、ビザ取得や直行便の運航に関する問い合わせが、商工会などに多数寄せられていた。現地政府も、日本や韓国からビジネスマンを呼び戻したい意向があることから、チャーター便の運航を決めたという。中国民用航空局(CAAC)は5月25日に、中国国内の工場を稼働させるための商用チャーターに関する枠組みを公表していた。

東京/成田発のJL8875便には商工会に属する日系企業の関係者が搭乗して、午前10時に出発し、広州に午後1時45分に到着する。折返しは貨物便のJL6768便として、午後3時15分に出発し、東京/成田に午後8時30分に到着する。機材はボーイング787-9型機を使用する。

乗客は到着後、14日間の自宅隔離が要請される。東京/成田発便は認可取得済みで、広州発はきょう7月8日にも認可を取得する予定だという。