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JR九州、豪雨で土砂流入・橋梁流出など計345件被災 久大本線・肥薩線では復旧に「かなりの時間」
JR九州は、「令和2年7月豪雨」による被災状況を発表した。久大本線及び肥薩線をはじめ、複数の路線の不通区間の復旧には「かなりの時間を要する見込み」としている。
久大本線では、7月7日の始発列車から、大雨により久留米~大分駅間で運転を見合わせた。豊後中村~野矢駅間の「第二野上川橋りょう」が流出した。また、橋脚の傾斜、トンネルや線路への土砂流入、盛土流出など多数の線路災害が発生した。
現時点では、大分県日田市の日田駅と同由布市の向之原駅の間の復旧の見通しは立っていない。7月14日から由布院~向之原駅間でバスによる代行輸送を実施する。
肥薩線は7月4日の始発列車から、大雨により八代~隼人駅間で運転を見合わせた。鎌瀬~瀬戸石駅間の「球磨川第一橋りょう」と那良口~渡駅間の「第二球磨川橋りょう」が流出し、盛土・路盤・道床流出など多数の線路災害が発生した。現時点で熊本県八代市の八代駅と宮崎県えびの市の真幸駅の間の復旧の見通しは立っていない。7月13日時点で、八代~吉松駅間は当分の間運転を見合わせる。
鹿児島本線も、熊本県の玉名~肥後伊倉駅間、鹿児島県の木場茶屋~串木野駅間、上伊集院~広木駅間で大規模な土砂流入が発生。7月13日時点では、長洲~植木駅間、川内~鹿児島中央駅間で当分の間運転を見合わせる。