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瀬戸内海観光船「SEA SPICA」、9月2日運航開始 広島〜三原間で
JR西日本と瀬戸内海汽船は、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」に合わせて運航する観光クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」について、運航開始日を9月2日に決定した。
「SEA SPICA」は、広島港(宇品)と三原港とを結ぶ、とびしま海道・しまなみ海道エリアを運航する観光クルーザー。豊穣の女神を象徴する乙女座の一等星「スピカ」になぞらえ、瀬戸内の海で青白く美しい輝きを放ちながら、自由で開放的な旅に誘いたいという思いから命名されている。瀬戸内シーラインとJR西日本イノベーションズによる共同出資会社、瀬戸内島たびコーポレーションと鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)の共有建造制度により、瀬戸内クラフトが建造を担当している。デザイナーは「WEST EXPRESS 銀河」のデザインも手掛ける川西康之氏。
東向き航路は広島港を午前8時30分に出港し、午後1時15分に三原港に到着。折返しの西向き航路は三原港を午後1時25分に出港し、午後6時に広島港に到着する。両航路とも、大久野島などで下船観光の時間がある。
9月2日から30日までは団体ツアー専用商品として発売・運航し、10月2日から12月14日までは個人旅行向けのオプションツアーとしても発売する。個人旅行向けの料金は広島港〜三原港間が6,000円前後となる見込みで、運航日は月・金・土・日曜。詳細は今後決定する。