ハワイ州、到着時の隔離を免除する旅行前検査プログラムの導入延期 9月導入へ

ハワイ・ワイキキ

アメリカ・ハワイ州のデイビッド・イゲ州知事は、7月13日に記者会見を行い、ハワイ州外からの旅行者を対象とした、新型コロナウイルス事前検査プログラムの開始を9月1日に延期することを発表した。

9月1日以降、ハワイ州への来島者は出発の72時間以内に、臨床検査室改善法(CLIA)に認定されている検査所からのアメリカ食品医薬品局により承認されているPCR検査を含む核酸増幅検査(NAT)を行い、陰性であることの証明を提示すれば、14日間の自己隔離が免除される。ハワイ到着後の検査も免除される。当初は8月1日から開始する計画だったものの、アメリカ本土で感染が再拡大していることから、延期を決めた。

ハワイ州に到着後は検温を受け、トラベル&ヘルスフォームに記入をする必要があり、検温で体温が華氏100.4度(摂氏38度)以上あった場合や症状がある場合は追加の検査が必要となる。