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ANA、伊丹空港に自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を導入 主要5空港に導入完了
全日本空輸(ANA)は、伊丹空港の出発カウンターに、7月17日より自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を導入し、伊丹空港のカウンターリニューアルを完了した。
ANAでは、搭乗までの流れをよりシンプルでわかりやすくする新搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を、2015年7月の羽田空港を皮切りに、主要5空港に順次導入。伊丹空港ですべての導入を完了した。「ANA Baggage Drop」や自動チェックイン機を集約して配置することによって、特定のカウンターの混雑を防ぎ、待ち時間を削減する。案内表示も、大きな文字とピクトグラムを活用したデザインに変更している。
伊丹空港では2019年9月に、南ウイング2階に、ANAマイレージクラブ会員の上級会員などが利用できる居室型の「ANA PREMIUM CHECK-IN」カウンターのほか、2階の自動チェックイン機とカウンター1ヶ所の運用を開始していた。
「ANA Baggage Drop」は、1階に6台、2階に2台を設置した。乗客自身が搭乗券を読み取り、印刷されたタグを荷物に取り付けて預け入れるもの。これまでに東京/羽田・札幌/千歳・福岡・沖縄/那覇の各空港に導入している。主要5空港に計79台を導入した。
身体が不自由な人や子供連れなど、サポートが必要が乗客向けの「Special Assistance」カウンターもリニューアルした。通常のカウンター1ヶ所と、ローカウンター2ヶ所を設置している。自動チェックイン機は1階に14台、2階に3台を設置している。