日本とマレーシア、駐在員の渡航が可能となる「レジデンストラック」などを9月開始へ

外務省

茂木敏充外務大臣は8月14日、マレーシアを訪問し、ヒシャムディン外務大臣、アズミン・アリ上級大臣兼国際貿易産業大臣と会談を実施した。

両外相は9月上旬にも、両国間で駐在員等を念頭に置いた「レジデンストラック」の開始に合意した。出張者の往来が可能となる「ビジネストラック」の実施は先送りした。両国が国費で実施する留学生事業に参加する留学生の早期来日に向けた調整を進めることでも一致した。

茂木外相は、8月12日から15日にかけて、シンガポールとマレーシアを訪問。シンガポールではビビアン・バラクリシュナン外務大臣と会談し、リー・シェンロン首相を表敬訪問した。シンガポールとも、両国間の往来が可能となる枠組みを9月に開始することに合意している。