ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
“空飛ぶウミガメ”約5ヶ月ぶりに乗客とともに大空へ 富士山など周遊、抽選倍率は約150倍
ANAグループは、エアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」の遊覧飛行を、8月22日に実施した。
6月22日に実施した、整備飛行のニュースを見た乗客による要望を受け、ANAセールスによるツアーとして実施したもの。エアバスA380型機が乗客を乗せて飛行したのは、3月25日以来、約5ヶ月ぶり。
成田空港を午後2時6分に横断幕を持ったスタッフに見送られて出発し、午後2時27分に離陸。富士山や三原山など約90分間の遊覧飛行を楽しみ、成田空港には午後3時52分に着陸。スポットには午後4時2分に到着した。機材は1号機(機体記号:JA381A)を使用した。
搭乗時には乗客を6つのグループに分け、ソーシャルディスタンスを確保。搭乗口も6つ使用した。機内ではパイナップルジュースやホノルル線限定で提供しているモヒートを提供し、ハワイ感を演出した。
座席数は520席であるものの、オペレーションの都合上、乗客数は334人(幼児11人含む)に絞った。抽選倍率は約150倍だったという。旅行代金は、ファーストクラスが50,000円で最も高く、エコノミークラスの通路側が14,000円で最も安かった。
乗客全員に搭乗証明書、HONUリュック、バゲージタグ、エコセットなどの記念品をプレゼントし、380マイルを付与。ファーストクラス利用者には「グローブ・トロッターのアメニティポーチ」、「Hydro Flask ANA HAWAiiボトル&キャップセット」とANA旅行券5,000円分、ビジネスクラス利用者には「フレッドシーガルコラボレーションアメニティキット」、「Thermo mug FLYING HONUアンブレラボトル」とANA旅行券5,000円分、プレミアムエコノミー利用者には「FLYING HONU」デザインのエコバッグ、アロハシャツ着用の人と子供には「FLYING HONU飛行機風船」をプレゼントした。
好評だったことから、2回目以降の実施も検討しているという。