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高輪ゲートウェイ駅前の都市開発が本格着工へ 「未来の街」体験イベント、9月6日まで開催中
JR東日本が7月から高輪ゲートウェイ駅前で開催しているイベント「Takanawa Gateway Fest(高輪ゲートウェイフェスト)」が、9月6日で終了する。イベント終了後の会場跡地では、同社などが進める都市開発「品川開発プロジェクト」が本格的に開始される。
このプロジェクトでは、高輪ゲートウェイ駅周辺に存在していた車両基地の跡地約13ヘクタールの土地を活用し、コンベンション・カンファレンス施設やホテル、商業施設、レジデンスなどの機能をもつ4つの街区を計画。2024年頃のまちびらきを目指して開発が進められる。
この都市開発を広く知ってもらうためJR東日本は9月2日、「高輪ゲートウェイフェスト」において、未来の高輪の街を体験できるイベント「5 Days CITY」を開始した。6日までの5日間、映像や体験コンテンツなどを通して、同駅周辺で進むまちづくりを紹介する。
イベント会場は、都市開発の概要を映像で紹介するシアターゾーンと、「Playable」をコンセプトとした複数のコンテンツ体験ゾーンで構成される。体験ゾーンは、未来の街の「食」のあり方を考える「フードゾーン」、オンライン診療などを体験できる「ヘルスケアゾーン」、メッセージを書いたシールでピアノをデコレーションする「エンターテイメントゾーン」、まちづくりに関するアイディアを募る「コミュニケーションゾーン」の4つ。各コンテンツを体験することで、来場者が未来の街のあり方を考えるきっかけにしてもらう。
このほか、会場内のラジオステーションでは、会期中の毎日午前11時頃からイベント担当者らがまちづくりについて語る。収録された内容はJ-WAVEのPodcastで配信される。
イベントを担当するJR東日本事業創造本部 品川まちづくり部門事業計画グループの天内義也副課長は、「ただコンテンツを体感してもらうだけでなく、来場者同士がコミュニケーションを取れる場や、来場した記憶を残せるような仕掛けを用意している。この街に対する皆さんの思いをぜひ残してほしい」と話した。
「5 Days CITY」は各日午前11時から午後9時まで。入場無料。入場には予約が必要(当日予約可)。各回、定員に達し次第締め切りとなる。