JAL、「エイビーロードエアライン調査」4部門で1位 若年層から高評価

日本航空(JAL)は、リクルートライフスタイルが実施した「エアライン満足度調査2020」において、「総合満足度」「機内サービス部門」「空港接客サービス部門」「機材・設備部門」の4部門で1位を獲得した。

「エアライン満足度調査」は、リクルートライフスタイルの研究機関、エイビーロード・リサーチ・センターが2007年から毎年実施しているもの。今回は世界40社を対象として、2019年に海外へ渡航した18歳以上の男女8,676人に調査し、4,631人から評価結果を得た。JALが「総合満足度」で1位となったのは2017年以来2度目。「空港接客サービス部門」は4年連続の1位となった。

9月4日、羽田空港の第1テクニカルセンターでは授賞式が開かれ、リクルートライフスタイル エイビーロード・リサーチ・センターの沢登次彦センター長から各部門のトロフィー4つがJALの代表社員に手渡された。

▲JAL執行役員 鳥取三津子客室本部長(左)、リクルートライフスタイル エイビーロード・リサーチ・センター 沢登次彦センター長

沢登氏によると、今回のJALへの評価はミドル層に加えて若年層からの満足度も高く、エントリー層がリピーター化している傾向が見られた。調査対象者の声は「安心感、安全感」と「丁寧・親切な対応」に対するものが目立っていたという。

昨今のコロナ禍では利用客の「安全・安心」への意識がさらに強くなっている。JAL執行役員の鳥取三津子客室本部長は、「こうしたときだからこそ、JALの強みである『ヒューマンサービス』が生き、安全・安心なサービスをお届けできると確信している」と話した。

なお、授賞式の参加者は新型コロナウイルス感染拡大防止のため最小限の人数とされ、会場の様子はウェブ会議サービスを利用して国内外のグループ社員に配信された。