JALとパナ、アバター式リモートサービスの実証実験 羽田に4台設置

日本航空(JAL)とパナソニック システムソリューションズ ジャパンは、アバター式リモート案内サービスの共同実証実験を、9月14日から25日まで、羽田空港第1ターミナルの国内線搭乗口の一部、航空券予約・購入・変更カウンター(40番)に4台を設置して実施する。

係員がディスプレイ上のアバターを通じ、遠隔で利用者に案内する。アバターは操作している係員の表情を認識・反映し、リモートではあるものの表情豊かで、対面に近い案内が可能であるとしている。定型登録された係員の案内時の動作や、搭乗順パネルの提示などを組み合わせることで、よりわかりやすい案内も実現できる。

有人での「リモート対話」と、チャットボットによる「AI対話」を組み合わせた案内ができるものの、今回の実証実験ではリモート対話機能に特化して実施する。アバターを利用しない間は広告やお知らせなどエリアに最適なコンテンツの配信表示を行うことや、大画面を活かして既存サービスと連携することも可能だという。年度内の商用化を目指す。

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