JR東日本、千趣会の筆頭株主に エキナカ出店やポイント連携も

JR東日本は千趣会の株式を取得し、資本業務提携する。

千趣会が実施する第三者割当増資による自己株式の処分を、JR東日本が引き受ける。JR東日本は約20億円で5,714,200株を取得し、筆頭株主となる。持株比率は12.45%。千趣会は7月、REVICファンドから優先株式をすべて取得し、消却していた。

千趣会は駅ビルやエキナカ、JRE MALLへ出店するほか、ポイントプログラムも連携する。ビューカード決済ではポイント付与率を高める取り組みも行う。両社でライフステージや顧客ニーズに応じた商品・サービスの提供を強化することで、相互送客につなげる。