KLMオランダ航空、101作目のミニチュアデルフトハウスを発表

KLMオランダ航空は、創立記念日である10月7日、101作目となる新作ミニチュアデルフトハウスを発表した。

1950年代から、大陸間フライトのワールドビジネスクラス利用者に、オランダ各地にある歴史的建造物をかたどったオリジナルのデルフトミニチュアハウスをプレゼントしている。1994年にコレクションの数が創立年に並んで以来、創立日前後に新作を発表している。

今回発表されたのは101作目で、オランダ南部ブラバント州のヘルトゲンボッシュ市に残る商館「デ・モリアン」が採用された。「デ・モリアン」は、スヘルトーヘンボスの貴族たちが出資し、約800年前に建てられたオランダで最も古いレンガ建造物の一つで、高さ5メートルの巨大な講堂は内港の船着き場に直結しており、貿易などの商取引が行われていたと考えられているという。現在は観光案内所として活用されている。

KLMオランダ航空のピーター・エルバース代表取締役社長兼CEOは、「このような前例のない危機の時だからこそ、平常に倣い、今できることに取り組んでいます。ミニチュアハウスは、弊社を応援してくださるお客様とのゆるぎない信頼関係の象徴です。未曽有の経済危機に直面する今、商館というモチーフは、オランダと世界のビジネスマンの交流と、経済活動の発展を応援するための航行を持続的に継承するという、我々の決意を体現しています。」とコメントしている。

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