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キャセイドラゴン航空、ブランド廃止の可能性 6,000人人員削減も、SCMP報道
キャセイパシフィック航空が、人員削減を当初の計画から縮小するとともに、姉妹航空会社であるキャセイドラゴン航空のブランドを廃止する見通しであることがわかった。サウス・チャイナ・モーニング・ポストが伝えた。
複数の情報筋の話として伝えており、当初の計画では全世界で最大8,000人の削減を視野に入れていた。政府による介入によって、全世界で6,000人、そのうち香港では5,000人規模の削減にとどまる見通しだという。正式発表はあす10月21日の株式市場の取引終了後となるとみられる。
世界の航空会社ではすでに、シンガポール航空が20%、カンタス航空が30%の人員削減を発表している。日本でもジェットスター・ジャパンが希望退職を募集しているほか、全路線を廃止するエアアジア・ジャパンもほぼ全ての従業員を解雇する。
キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空の9月の利用者数は、前年比98.1%減の47,061人で、搭乗率は25%にとどまる。国際航空運送協会(IATA)は、コロナ前の水準に乗客数が回復するのは2024年以降との見通しを示しており、キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空でも、2021年通年での運航水準はコロナ以前の50%以下の水準となる予定であるとしている。