Go To Eatキャンペーン、開始から9日間で558万人利用　49億円分のポイント付与

野上浩太郎農林水産相は、10月20日午前に開いた会見で、Go To Eatキャンペーンのオンライン予約利用者数が、キャンペーンを開始した10月1日から9日までの9日間で、558万人分の利用があったことを明らかにした。

Go to Eatキャンペーンは、新型コロナウイルスの感染予防に取り組む飲食店に対する補助を行うことで、食材を提供する農林漁業者を支援する取り組み。オンライン飲食予約に616億円、商品券に868億円の給付金を割り当ててている。

オンライン飲食予約では、昼食時間帯には500円分、夕食時間帯には1,000円分のポイントを1人につき付与。1予約あたり最大10人分まで。ポイントの付与は2021年1月末、利用は3月末までとなる。

食事券では、購入金額の25％分のプレミアム付き商品券を、全国のと同部件、政令指定都市、特別区単位で公募して発行する。購入は1回あたり2万円分まで、お釣りは出ない。販売は2021年1月末、利用は3月末までとなる。

利用に対するポイントの付与額は49億円相当で、予算総額の1割以下にとどまっている。キャンペーンへの10月5日時点での参加店舗数は約77,000店舗に及ぶという。

野上農水相は、「食事券と合わせまして、より多くの飲食店・利用者に参加いただくことで、厳しい状況にある飲食業の需要を喚起し、食材を供給する農林漁業者を応援してまいりたい」と期待を示した。