ドーハ・ハマド国際空港でゴミ箱から乳児見つかる 複数の乗客が身体検査の強要訴え、政府謝罪

ハマド国際空港

ドーハのハマド国際空港で10月2日、新生児がゴミ箱から見つかり、空港を利用していた複数の女性が身体検査を強要される事件があった

当局による手続きに違反があったとしており、責任者は検察に送致された。タスクフォースも調査を開始し、今後いかなる違反も回避されるようにするとしている。

カタール政府によると、ハマド国際空港で乳児が遺棄される事件は初めて発生したといい、ビニール袋に隠されてゴミの下に埋められていた。新生児が見つかった場所の近くのフライト中心に両親を即時に捜索し、逃亡することを防ぐ必要があったとしている。現在、新生児はドーハで治療を受けており、無事だとしている。

ハリド・ビン・ハリーファ・ビン・アブドゥル・アジズ・アール=サーニー首相は声明で、「今回の措置の結果、一部の女性旅行者が受けた被害について、心よりお詫びする。」と述べ、調査の結果は国際的なパートナーと共有するとともに、カタールを通過する全ての旅行者の安全、セキュリティ、快適さを確保することに取り組むという。