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「セーフトラベルバロメーター」、コロナ対応トップはエミレーツ航空
航空会社や空港、ホテルなどの旅行者向け安全情報を提供する「セーフトラベルバロメーター」は、新型コロナウイルスの対応で、エミレーツ航空を最も安全な航空会社と評価した。
230社以上が対象となり、航空会社が発表した安全のための手順、旅行者の利便性、サービスなどから評価されている。エミレーツ航空のスコアは、5点満点中4.4点だった。
エミレーツ航空では、全乗客への衛生キットの無料配布のほか、空港のチェックインカウンターや入国管理カウンターへの防護壁を設置し、客室乗務員と空港スタッフには保護具を支給している。機内の洗面所は45分ごとに清掃・消毒するなど、清掃手順や頻度を見直している。さらに、乗客に新型コロナウイルス関連の医療費を無料で補償する取り組みも行っている。旅行中に新型コロナウイルス感染症と診断された場合、最高15万ユーロ(約1,900万円)の医療費と、1日当たり100ユーロ(約12,500円)を14日間の隔離費用を補償する。
2位以下は、エティハド航空(4.3点)、カタール航空(4.2点)、シンガポール航空、中国国際航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、デルタ航空、ヴィスタラ、エールフランス航空、イベリア航空、中国国際航空、中国南方航空(いずれも4.1点)の順だった。日本の航空会社は、全日本空輸(ANA)が3.8点、日本航空(JAL)が3.6点、AIRDO(エア・ドゥ)が3.3点だった。