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香港とシンガポールの両政府は、「香港-シンガポール・エア・トラベル・バブル」の年内の開始を見送る。
「香港-シンガポール・エア・トラベル・バブル」は、対象となる直行便を利用して両地域間を移動する場合、渡航目的に関わらず到着後の隔離などの検疫なく入国することを許可する協定。当初は11月22日より開始することを予定していたものの、香港での流行状況を考慮し、開始を2週間遅らせることに合意していた。
香港政府は12月1日、香港での新型コロナウイルスの感染が急増していることを踏まえ、再延期を決めたとしている。12月のフライトの予約者は、状況に応じて変更などを行うことができる。
両政府の取り決めでは、シンガポールか香港で、経路不明の感染者が直近7日間の1日あたりの感染例が5例を超えた場合、しきい値を超えたことが発表された日から2日後に、2週間運航を停止することを定めている。その後、5例を下回った場合には、翌日に再開できる。