ヴァリエホテル広島、11月25日閉館
「赤い彗星」のシャアもびっくり? 4倍速、15泊でハイアット最上級会員をゲットする方法とは【橋賀秀紀のフカボリ!】
無料宿泊分を換算すると、修行はさらに安く?
それだけではありません。ハイアットにはマイルストーンリワードという宿泊数ごとに提供される特典があり、15泊(通常であれば30泊)の時点でホテルカテゴリー1~4の無料宿泊特典などが得られます。カテゴリー4のハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄が1泊2万円以上。もちろん海外には、有償ならさらに高額のホテルが数多くあります。また、今回のキャンペーンでは、特典での宿泊もダブルステイカウントとなるので、すでにハイアットのポイントをある程度所有している人なら、修行に必要なコストをさらに下げることができます。
実際にはこのほかにトリプルポイントも獲得できますから、さらにトクな修行だといえるでしょう。現時点で2021年2月以降のGo Toトラベルの詳細は明らかになっていませんが、それを見越していまのうちに2月以降の予約を入れておくという手もあります。
上級会員はなるよりも維持が大変?
このキャンペーンに限った話ではありませんが、「下駄をはかせる」キャンペーンは、既存の上級会員には概して評判がよくないものです。しかし、「無理して」上級会員を獲得した人は結局資格を維持できずに、いずれグローバリストの数は元に戻るでしょう。もし、維持できた人が多ければ、プロモーションによって優良顧客を多く獲得できたわけですから、ハイアットの企業戦略が正しかったということになります。いずれにしても、今回のキャンペーンでがんばってグローバリストになったとしても、その後ハイアットに泊まらなければ「グローバリストの持ち腐れ」となります。
ただし、グローバリストのホルダーになることで、今後ステータスマッチでほかのホテルプログラムの上級会員の資格が得やすくなるとはいえます。そうしたことも視野に入れながら、戦略を練ってみてはいかがでしょうか。
もう一つ、ハイアットが口火を切ったことで、ほかのグローバルチェーンも同様のキャンペーンを打ち出す可能性があります。かりにハイアット修行をしないにしても、その波及効果はある程度期待してもよさそうです。(タイトル、3ページ目の一部文言を修正しました)