エアビーアンドビー、ナスダック市場に上場

Airbnb(エアビーアンドビー)は12月10日、ナスダック市場に上場した。

公開価格は68米ドル、初値は146米ドルだった。仮条件は56〜60米ドルで、投資家の需要の高まりから引き上げられた。調達額は今年最大となる、新規株式公開となった。

米国東部時間午前9時20分頃からセレモニーを開催し、ナスダックのアデナ・フリードマン社長兼CEOと、Airbnb共同創業者であるブライアン・チェスキー氏、ジョー・ゲビア氏、ネイサン・ブレチャージク氏がそれぞれ挨拶。上場を祝って鐘を鳴らすことにちなみ、エアビーアンドビーに掲載されている登録施設のオーナーである、日本を含む世界中のホストがドアベルを鳴らして市場を開ける映像が流れた。映像には、初の登録施設、初のゲストも登場し、上場を祝った。

エアビーアンドビーは2007年10月10日、ルームメイトだったブライアン・チェスキー氏とジョー・ゲビア氏が、アメリカ・サンフランシスコのラウシュ・ストリート19番地にあるアパートの家賃を払うため、デザインカンファレンスに参加する3人のゲストに家を開放したのが始まり。ホストは現在、約400万人に拡大した。

アメリカ・ニューヨークのナスダックタワーでのライブストリーミング配信に割り当てられた時間の大部分を、気候変動との戦いに取り組むグレタ・トゥーンベリ氏が立ち上げた団体、Fridays for Futureに寄付た。

詳細はこちら