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スカイライナーでクリスマス気分を 京成、病気と闘う子どもに「小旅行」プレゼント
京成電鉄は12月19日、病気と闘うの子どもとその家族向けの滞在施設を運営するドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティー・ジャパンと共同で、同施設を利用する家族を招待した成田空港へのツアー「クリスマスチャリティーライナー」を実施した。参加した21人の子どもたちが、少し早いクリスマス気分で小旅行を楽しんだ。
このイベントは、入院により普段は外出することが難しい子どもたちのために、成田空港へのツアーを通して家族との時間を過ごしてもらおうと企画されたもの。招待された12組の家族は、京成上野駅から「スカイライナー29号」の貸切車両に乗車。成田空港までの約40分間、クリスマスらしい装飾が施された車内で、車内でサンタクロースに扮したスタッフとのじゃんけん大会などを楽しんだ。成田空港では展望デッキでの飛行機見学会や、京成グループが運営する空港内のレストランでの食事会が開かれ、子どもたちは非日常的な小旅行体験を満喫している様子だった。
イベントを企画したのは、日本マクドナルドと繋がりがあった京成電鉄運輸部営業課の宮原智紀さん。新型コロナの影響で利用が減っているスカイライナーを活用しようと、ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティー・ジャパン側に提案して実現した。イベントを終えて宮原さんは、「初めての取り組みだったが成功してよかった」と安堵の表情を浮かべ、「定員に対し多くの応募があった。同様のイベントを定期的に実施していきたい」と話した。