JTB、業務フローのデジタル化推進　約7億円の経費削減

JTB（ジェイティービー）は、業務フローのデジタル化を推進し、経費を削減する。

富士ゼロックスとインフォディオの協力のもと、電子帳簿保存法の国税関係書類の電子保存要件を満たす証憑取込アプリケーション「STAP」と文書管理システムを独自に開発・構築したほか、グループ会社のJTBビジネストラベルソリューションズが提供する経費精算システム「J’s NAVI NEO」を活用し、一般経費、交通費、出張旅費に関する証憑書類の電子保存化も実現する。

これにより、年間約570万枚以上のペーパーレス化の実現に繋がるほか、ファイリング業務や保管作業などの関連業務のデジタル化や、間接業務の削減などによる業務効率化の促進と保管スペースなどの経費削減によって、約7億円以上の営業経費削減が見込めるという。

さらに、法人顧客との電子契約・電子署名を2021年4月1日より開始する。年間約7万件以上の電子契約・電子署名への移行を予定する。