低価格の王様? 1泊1,000円の西成のホテルに泊まってみた「ホテル ダイヤモンド」【はんつ遠藤の大阪・西成C級ホテル探検(4)】

通常の西成のホテルは3畳一間。しかし、こちらは1.5畳一間だ!

しかも部屋にはエアコンも無ければ、扇風機も暖房器具もない。しかし、なぜかテレビはあった。さらに、網戸もない窓が、換気のためか少し開いていた。

靴は部屋に置けないので、外に置くかビニール袋を持参して持ち込むか、だ。

Free WiFiはロビーくらいしか飛んでいないが、1日300円でWiFiルーターをレンタルできる。もっとも、僕はスマートフォンでテザリングするので構わないが。

部屋は古さはあるものの板の間で、普通に清潔感もあった。

試しに僕はすぐ、布団を敷いてみることにした。板の間の床にマットレスを置き、その上に敷布団と掛布団で完成。簡単にいえば、まさに「ぴったりの幅」(笑)。

この光景を見て、多くの方々は「狭すぎる」と思うかもしれない。しかしながら、人は通常、一畳分あれば足を伸ばして寝れる。布団の左右はぴったりと壁なので、布団から落ちる心配もない。そもそもカプセルホテルよりも天井が高く、圧迫感がない。

ハンガーも3本あり、これで1,000円なら、冷暖房が必要な時期以外であれば、とてもお得だ。ちなみに、冷房付き税別1,300円という個室もある。

とはいえ、この手のホテルはバストイレが心配である。そこで僕は早々に館内探検に出かけた。

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