Go To トラベル、12月15日までの割引額は約4,842億円 利用急減

Go To トラベル クーポン 延期

観光庁は、政府による観光支援策、Go To トラベル事業の7月22日から12月15日までの利用実績を公表した。

Go To トラベル事務局からの報告によると、利用人泊数は少なくとも約8,282万人泊、割引支援額は少なくとも約4,842億円となった。支援額の内訳は、宿泊・旅行代金の割引が少なくとも3,831億円、地域共通クーポンの付与が少なくとも約1,011億円。1人泊あたりの割引支援額は約4,626円、1人泊あたりの旅行代金は約13,218円だった。一部は推計値を含み、確定値ではない。

12月1日から15日までの半月で560万人泊の利用があった。11月は2,565万人泊、10月は2,206万泊で、12月の利用数は急減している。

Go To トラベルキャンペーンは7月22日より開始。当初は旅行代金の35%の割引のみで、東京都発着や東京都在住者の旅行は除外された。10月1日から地域共通クーポンによる15%の補助を開始するとともに、東京都発着や東京都在住者在住者も対象に含んだ。Go To トラベル事業の総予算は1兆1,248億円で、事務局費用なども含まれている。