空港地区と川崎市結ぶ「羽田連絡道路」、橋の名称募集

川崎市は、羽田空港と同市を結ぶ予定の羽田連絡道路について、多摩川を渡る橋の名称を募集する。

羽田連絡道路は、東京都大田区の羽田空港跡地地区(ハネダグローバルウイングズ)と川崎市殿町地区を結ぶ約840メートルの道路。大田区側は環状8号線から分岐し、川崎市側では国道409号および市道殿町39号線に接続する。周辺では羽田イノベーションシティ、キングスカイフロントなどのオープンイノベーション拠点の開発が進んでおり、現在は多摩川で分断されている両地区を結ぶことで連携強化を図り、国際競争力強化を見込む。当初は2020年の開通を予定していたが、自然災害などの影響による延期を経て、2021年度内の開通を目指している。

名称を募集するのはこのうち約600メートルの橋りょう部。通常より橋脚を減らすなど、多摩川の生態系に配慮した構造となっていることなどが特徴。名称は「橋」または「ブリッジ」を含むことが条件。応募はインターネットのほか、郵送、FAX、持ち込みでも受け付ける。応募期間は2月15日まで。

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