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シンガポール航空、プーケット線にボーイング737型機投入 シルクエアーと統合で
シンガポール航空は、ボーイング737-800型機によるシンガポール〜プーケット線の運航を3月4日より開始する。
シルクエアーとの統合の一環で、ビジネスクラス12席、エコノミークラス150席の計162席を配置した、9機のボーイング737-800型機によって順次、シルクエアーの路線をシンガポール航空に移管していく。また、ボーイング737-800型機を従来、シンガポール航空が運航していた路線にも投入できるため、柔軟な機材運用も可能となる。
ウェブベースで機内エンターテインメント「KrisWorld」を導入するほか、飲食オプションも充実させるなど、サービスを拡充する。
ゴー・チュン・ポン最高経営責任者(CEO)は、「シンガポール航空のボーイング737-800型機を導入することによって、従来シルクエアーにて運航されていた地域路線をご利用の客様にも、一貫したサービスでより快適なご旅行をご提供致します。当社とシルクエアーの統合は、柔軟な機材運用を可能にすることで、当社の保有機やネットワーク上の成長戦略をサポートするものでもあります。」とコメントした。
シルクエアーは、1989年にトレードウィングスとして設立し、1992年に現在の名称に変更した。アジア16ヶ国の48都市に就航する、シンガポール航空グループの地域航空会社。2018年にシンガポール航空との統合を発表していた。
シンガポール航空グループでは、2017年7月にタイガーエアをスクートに統合している。シンガポール航空とシルクエアーの統合後のシンガポール航空グループの航空会社は、貨物航空会社を除くと、フルサービスキャリアはシンガポール航空、格安航空会社(LCC)はスクートに一本化されることなる。