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キャセイパシフィック航空、香港政府の新検疫要件が重荷に 最長21日間隔離
キャセイパシフィック航空は、香港政府による乗員に対する新たな検疫要件が、経営に大きな影響を与えると警告した。
香港政府は出発地のリスクに応じ、乗員に対してホテルで14日間、自主的に7日間の計21日間の隔離を求める意向を示した。キャセイパシフィック航空による予備段階の評価では、乗客定員が約60%、貨物容量が約25%減少するとともに、キャッシュバーンが現在の月10億〜15億香港ドルの水準から、3億〜4億香港ドル程度増加することが見込まれるとした。
1月25日に発表した、2020年12月のグループ運航実績によると、旅客数は39,989名で、前年同月比98.7%減少した。座席利用率は18.4%だった。貨物輸送量は3割以上減少したものの、積載率は13.9%増加した。
イギリスでの新型コロナウイルスの変異株の確認に伴う運航制限や、到着時の14日間の指定ホテルでの検疫を21日間に拡大したことにより、後半に大きな影響が出た。12月28日の乗客数は490人で、6月15日以降では最低を記録した。