ジェットブルー航空、「Mint」の新シート発表 大西洋横断路線投入

ジェットブルー航空は、プレミアムクラス「Mint」の新シートを発表した。

個室型のプライベートスイートで、タフト&ニードル社のカスタムデザインのシートクッションや寝具、17インチモニター、ワイヤレス充電機能、AC電源、ノートパソコンや靴などの収納機能などを備える。コンクリート製のランプシェード、木目調のテーブル、ビーガンレザーのシートとヘッドレストによって、落ち着いてくつろげる雰囲気とした。無料インターネット「Fly-Fi」も離陸から着陸まで利用できる。

単通路のナローボディ機向けに開発した、トンプソン・エアロ・シーティングのVantageSOLOシートをベースにしたもので、カスタマイズしたヘリンボーン構成としている。

また、1列目は「Mint Studio」として、より広いスペースを確保するとともに、角度調整ができる22インチスクリーン、追加のサイドテーブル、巡航中に同行者と過ごせるゲストシートも備える。リクライニング状態では、アメリカの航空会社としては最大となるベッドになるという。

大西洋横断路線向け機材では24席、アメリカ大陸横断路線向け機材では16席を配置する。6月にはニューヨーク/ジョン・F・ケネディ〜ロサンゼルス線、今夏にもロンドンを結ぶ大西洋横断路線に投入を予定している。