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カンタス航空、最大14機のエンブラエル190型機をリース導入
カンタス航空は、アライアンス・アビエーション・サービスとの間で、エンブラエル190型機14機のウェットリース契約を締結した。
6月より、まずは3機の運航を開始する。11機はオプションで、市場動向に応じて追加する。当初の契約期間は3年間。市場動向に応じ、キャンセルする権利も有する。座席数は、ビジネスクラス10席、エコノミークラス84席の計94席。
カンタスリンクとして、アデレードとダーウィンを拠点に、アデレード・ダーウィン〜アリススプリングス線とダーウィン〜アデレード線に投入することを予定している。現在、これらの路線はボーイング737型機で運航している。
アライアンス・アビエーション・サービスは、43機のフォッカー機を保有。2020年6月に、エンブラエル190型機14機やスペアパーツ、スペアエンジン、工具、フルフライトシミュレーターを導入することを発表していた。初号機は2020年10月にブリスベンに到着しており、3月にも運航開始を見込んでいる。新型コロナウイルスが収束し、航空市場の回復する段階では、100席規模のリージョナルジェットの需要が増加することを予想している。
カンタス航空は、アライアンス・アビエーション・サービスと2012年からウェットリース契約を締結しているほか、20%弱の株式も保有している。