京浜急行バス、長距離夜行高速バスから事実上の撤退

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京浜急行バスは、3月15日をもって、長距離夜行高速バス路線の廃止や休止を行い、長距離夜行高速バスから事実上撤退する。

同社が運行をとりやめるのは、横浜・東京~弘前・五所川原間の「ノクターン号」、横浜・東京~盛岡・宮古・山田間の「ビーム1号」、東京~鳥取・倉吉間と東京~米子間の「キャメル号」。「ノクターン号」は共同運行の弘南バスが、「ビーム1号」は同じく岩手県北バスが引き続き運行を継続する。一方、「キャメル号」は共同運行の日本交通、日ノ丸自動車も運行を取りやめ、路線廃止となる。

また、東京~鳴門・徳島・川島間の「エディ号(ムーンライトエディ号)」は、路線を休止する。徳島バスがジェイアールバス関東から運行受託している「ドリーム阿南徳島号」が、同社の徳島と東京を結ぶ路線として存続することになっている。

これらの路線は、新型コロナウイルスの影響により、2月15日の時点で全て運休となっている。

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