ガリバー旅行、破産開始決定 負債総額5,658万円

東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、東京・豊島区のガリバー旅行が2月17日、東京地方裁判所から破産開始決定を受けた。

ガリバー旅行は、2006年7月に設立。資本金は2,000万円。国内旅行の企画、運営や海外ツアーの販売を手掛け、グループ旅行や個人向けツアーなどを扱っていた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年4月以降はほとんど売上が立たない状況に陥っていた。コロナ関連の融資を受けるも支え切れず同9月、事業を停止していた。

負債総額は債権者4名に対して5,658万円。破産管財人にはさいとう法律事務所の斎藤淳一弁護士が選任された。