三井不動産、東京駅前再開発の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定 ブルガリホテルや国内最大規模のバスターミナルも

東京ミッドタウン八重洲

三井不動産は、東京駅前で開発中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定した。2022年8月末に竣工を予定する。

地下2階にバスターミナル、地下1〜地上3階に商業ゾーン、1〜4階に中央区立城東小学校、2・3階に子育て支援施設、4・5階に屋外テラスとビジネス交流施設、7階にテナント専用貸し会議室「mot. Conference」、24階に会員制フィットネス「mot. Fitness」とテナント専用無料ラウンジ「mot. Park」、39〜45階に「ブルガリ ホテル 東京」が位置する。近い1階で東京駅と接続するほか、隣接する八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の竣工後には、東京メトロ京橋駅とも直結する。

施設のコンセプトは「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド ~日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街~」で、東京・赤坂と日比谷に次ぐ、3施設目の「東京ミッドタウン」とする。ポストコロナ時代を見据え、顔認証による入退出システムの導入など完全タッチレスを実現するほか、ロボットや5Gなどの最新技術を取り入れる。

「ブルガリ ホテル 東京」は、世界6都市に展開するブルガリ ホテルズ & リゾーツのホテルで、世界で10軒目の展開、日本には初進出となる。

地下2階に整備するバスターミナルは、東京駅前3地区の再開発事業が連携することで、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約。空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する、国内最大規模のバスターミナルとなる。隣接地区と合わせて20バースを備える。