「JRE POINT」が“鉄道版マイル”に 新幹線・特急のきっぷと交換、アップグレードも

JR東日本は、「JRE POINT」を新幹線や特急のきっぷに交換できるサービスを6月27日に開始する。

インターネット予約サービス「えきねっと」のリニューアルに伴うもの。新幹線は運賃と料金が一体の「新幹線eチケットサービス」、特急等は料金のみの「えきねっとチケットレスサービス」商品と交換できる。

「新幹線eチケットサービス」商品との交換に必要なポイントは、100キロまでの区間が2,160ポイント、101キロから200キロまでが4,620ポイント、201キロから400キロまでが7,940ポイント、401キロ以上が12,110ポイント。

また、「えきねっとチケットレスサービス」商品との交換は、50キロまでの区間が460ポイント、51キロから100キロまでが720ポイント、101キロから200キロまでが1,280ポイント、201キロ以上が1,940ポイント。

1ポイント1円換算で、「新幹線eチケットサービス」商品は各キロ帯の最短区間の閑散期相当額、「えきねっとチケットレスサービス」商品は300円引きとした同サービスのキャンペーン適用相当額となっている。

このほか、「JRE POINT」で「新幹線eチケットサービス」の座席アップグレードも可能になる。一例として、「はやぶさ」では距離に関わらずグリーン車へのアップグレードが3,500ポイント、飲食サービスなしのグランクラスへのアップグレードが6,500ポイント、グランクラスへのアップグレードが8,500ポイントなどとなっている。

なお、「えきねっと」での予約は6月27日以降、従来の「えきねっとポイント」にかわり「JRE POINT」が付与されるようになる。通常の付与率は、きっぷの価格に対して「新幹線eチケットサービス」は2%、「えきねっとチケットレスサービス」は5%。紙のきっぷで受け取る場合は0.5%。ビューカードで予約時に決済するとボーナスポイントが付く。