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「現美新幹線」、アーカイブ展示へ ソファ販売も
JR東日本は、2020年12月20日に運行を終了した「現美新幹線」の車内に展示していた作品を、上越新幹線の5駅でアーカイブとして展示する。
「現美新幹線」は、車内外でアート作品を展示する「走る美術館」として、2016年から上越新幹線などで運転されていた。シンボルマークは鈴木直之氏、エクステリアデザインは写真家・映画監督の蜷川実花氏が担当。インテリアについては、11号車は松本尚氏、12号車は小牟田悠介氏、13号車のカフェは古武家賢太郎氏、キッズスペースは林泰彦氏と中野裕介氏によるアートユニット「paramodel」、14号車は石川直樹氏、15号車は荒神明香氏、16号車はブライアン・アルフレッド氏と、車両ごとに異なるアーティストが担当した。
アーカイブ展示では、松本氏古武家氏のアート作品をはじめとして車体の外板等を活用。越後湯沢・浦佐・長岡・燕三条・新潟の各駅の新幹線改札内コンコースにブースを設けて展示する。さらに、越後湯沢・燕三条・新潟の3駅では、車内に設置していたソファーを待合席として活用する。展示期間は当面の間としている。
このほか5月下旬以降、ECサイト「JRE MALL」で、ソファーや座席プレートをオークション形式で販売することも予定している。