ジェットスター・ジャパン、エアバスA320型機6機をジェットスター航空へサブリース

ジェットスター・ジャパン(エアバスA320型機)

ジェットスター・ジャパンは、ジェットスター航空にエアバスA320型機6機をサブリースする。

2020年12月にJA06JJとJA18JJ、今年1月にJA12JJの3機を登録を抹消している。3機はすでにオーストラリアに空輸し、アリススプリングスで保管している。さらに3機を新たにオーストラリアに空輸し、計6機をジェットスター航空がレジャー需要が回復しているオーストラリアの国内線などに投入する。ジェットスター・ジャパン広報によると、新たに空輸する3機は検討中だという。ジェットスター・ジャパンは、エアバスA320型機をこの6機を含めた25機保有していた。これにより、19機に縮小することになる。

保有する機材は、航空機リース会社の東京センチュリーリースとGEキャピタル・アビエーション・ファイナンシャル・サービス、MCアビエーションパートナーズから5機、香港アビエーション・キャピタル、ジャクソン・スクエア・アビエーションからリースで導入していた。

カンタスグループによると、2021年10月〜12月の第4四半期には、国内線の供給量が新型コロナ拡大前の90%、ジェットスター航空は旺盛なレジャー需要によりほぼコロナ前に戻ることを想定している。当初は80%を想定していたものの、国内需要の増加とニュージーランドとの双方向の往来が可能となったことにより、上方修正した。2022年度には、それぞれ新型コロナ前と比べ、カンタス航空は107%、ジェットスター航空は120%程度の供給を想定している。(機材数を修正しました)