エアバスとルフトハンザ・テクニック、客室内での貨物輸送「Cargo in the Cabin」ソリューションを共同開発

エアバスとルフトハンザ・テクニックは、一時的に客室内で貨物を輸送する「Cargo in the Cabin」ソリューションを共同開発する。

エアバスA330-200型機とエアバスA330-300型機が対象で、追加型式証明（STC）を取得することで、客室内に貨物を積み込むことができるようになる。これにより、エアバスA330-200型機では12個のPKCパレットポジションと18個のネットで約78立方メートル、エアバスA330-300型機ではPKCパレットポジション15個とネット19個で約86立方メートルの積載が可能となる。

まずシートを取り外し、業界標準の「PKC」パレットとネットを設置する。ルフトハンザ・テクニックが追加型式証明を所有し、顧客に改造サービスを提供する。エアバスはOEMとして、技術データ、エンジニアリング検証、運用計算を提供する。