ボーイング737-800BCFへの改修ライン新設 コスタリカのMRO企業が2022年に

ボーイング737-800BCF

ボーイングは、ボーイング737-800BCFへの改修ラインを、コスタリカでMROを手掛けるCOOPESAが2022年に開設すると発表した。

BCFは、「ボーイング・コンバーテッド・フレーター」の略で、旅客機から貨物機に改修された機材を指す。15社から180機以上のの発注やコミットメントがあるほか、今後20年間で1,500機の改修需要を見込んでいることから、開設を決めた。需要の3割近くが、北米とラテンアメリカによるものだという。2つのラインを開設する計画で、コスタリカのアラフエラに、2022年初めと後半にそれぞれ開設を予定している。

現在は、上海と広州、済南の中国の3つの工場で改修を行っている。今年3月には、50機目の引き渡しを行っていた。