アパホテル〈宮城古川駅前〉、コロナ宿泊療養施設に 旧東横インの「東北イン」からリブランド1か月で

アパホテル〈宮城古川駅前〉

宮城県と大崎市は、アパホテル〈宮城古川駅前〉を新型コロナウイルス感染症の軽症者等が宿泊療養するための施設として借り上げたと発表した。10日から宿泊療養施設として運用している。

2012年11月30日までは東横イン古川駅新幹線口として、その後は東北イン古川駅前として運営されていたものを、アパグループが取得し、アパホテルがアパホテル〈宮城古川駅前〉として運営している。4月20日のオープン時は外観、内装ともに東横インに準拠しているのが特徴だった。10階建てで全152室を備えている。

リブランドオープンから1か月に満たないうちに臨時休業し、宿泊療養施設として運用されることになった。宮城県や古川市によれば、全館を借り上げた上で、100室を軽症者などの療養に使用するとしている。

宮城県はすでに仙台市内にホテル4軒、計900室規模の宿泊療養施設を確保しているが、仙台市以外での宿泊療養施設は初めてとなった。