チャンギ国際空港でコロナ集団感染 空港への立ち入りを旅客のみに制限

Jewel Changi Airport(ジュエル チャンギ エアポート)

チャンギ・エアポート・グループは、シンガポールのチャンギ国際空港で、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたことから、5月13日から空港ターミナルへの一般利用者の入場を制限し、隣接するジュエル・チャンギエアポートを臨時休業している。

シンガポール保健省の5月14日の発表によると、チャンギ国際空港第3ターミナルで46件の感染者が確認されるなど、新たなクラスターも確認されている。5月9日から、空港関係者を対象とした検査も開始している。

空港への立ち入りには航空券が必要となる。重要なサービス店舗や飲食店も営業する。ターミナルやジュエル・チャンギエアポートは現段階で、5月27日から通常営業に戻る見通し。

シンガポールでは5月16日以降、飲食店での食事、歌、楽器の演奏などの屋内でのマスクを外した活動を禁止する。映画館や図書館、美術館、イベントなどは人数制限を強化する。