インド変異株確認の10ヶ国に対する水際対策強化

検疫

政府は、インドで確認された新型コロナウイルスの変異株が確認された10ヶ国を対象に、「変異株 B.1.617 指定国・地域」に指定し、水際対策を強化する。

対象となるのは、バングラデシュ、モルディブ、スリランカ、ギリシャ、ヨルダン、アイルランド、オランダ、フランス、フィンランド、ポーランドの10ヶ国。

バングラデシュとモルディブ、スリランカからの全ての入国・帰国者に対しては、検疫所が確保する宿泊施設で6日間待機させ、入国後3日目と6日目に検査を行う。バングラデシュとモルディブからの在留資格保持者の再入国は、当分の間、特段の事情がない限り拒否する。

ギリシャとヨルダンからのの全ての入国・帰国者に対しては、検疫所が確保する宿泊施設で3日間待機させ、入国後3日目に検査を行う。アイルランド、オランダ、フランス、フィンランド、ポーランドはすでに、3日間の待機の対象となっている。

また、宿泊施設退所後にも、入国後14日間の自宅などでの待機を求める措置も変わっていない。これらの国への短期渡航の中止を強く要請し、日本への航空便への搭乗者を抑制する。いずれも5月21日から措置を開始する。