マレーシア、完全ロックダウンを6月1日から実施 2週間を予定

マレーシア首相府

マレーシア首相府は5月28日、完全ロックダウンの第1段階を、6月1日から14日まで行うと発表した。

マレーシア国家安全保障会議(NSC)の特別会合で、全国的に実施することを決めた。NSCによって指定される、必要不可欠な経済・サービス部門を除いて、全ての部門の創業を許可しない。第1段階終了から4週間後より、大規模な人の集まりを伴わず、物理的距離を遵守できる一部の経済部門の再開を許可する。

また、第3段階では、現在施行されている活動制限令(MCO)を実施する。社会的活動は許可されず、ほぼすべての経済部門は厳格な規制と職場への出勤制限を条件に操業が許可される。

段階の移行は、日々の症例の変化や、新型コロナウイルスの患者を治療できる全国の病院の能力に基づく、マレーシア保健省のリスク評価をもとに行われる。マレーシア財務省は、国民や影響を受ける経済部門への支援策を行う見通し。