JR西日本、「奥出雲おろち号」23年度で運行終了 客車老朽化で

JR西日本は、木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」を2023年度で運行終了すると発表した。車両の製造から約50年が経過し、老朽化が進んでいるためとしている。

「奥出雲おろち号」は沿線の島根県旧横田町からの要請を受け、1998年に木次〜備後落合駅間で運行を開始。急行「だいせん」などで使用されていた12系客車を改造し、2両編成で運行している。

近年は年間130日程度設定されており、今夏は土休日を中心に55日運行される予定。