ヴァリエホテル広島、11月25日閉館
一日一部屋のみ1,500円が残っている不思議な「ホテル和香」【はんつ遠藤の大阪・西成C級ホテル探検(7)】
ステンレス的な分厚いドアを開けて廊下に出れば、ずらりと部屋が並んでいる。
案内図によると、「4」と「9」のつく部屋が無いので、5階には合計30室。全体では125室らしい。各階にトイレ(ウォシュレットだ!)はもちろん、炊事場、電子レンジ、洗濯機などまで設置されている。
昭和的な雰囲気で、なかなか使用するのは躊躇するが、便利なのだろう。どうやら居住しているというか、長期で宿泊している方も多いようで、遠くから「おー、〇〇さんお帰り。今日は早いね!」などと宿泊者同士の会話が聞こえる。
そして1階には、大浴場まで。男女入替え制で、男性は午後1時〜午後9時、女性は午後9時30分〜午後11時。元日以外毎日利用できる。
今回、大浴場は、割と混んでいたのでシャワールームを利用した。男性用が2室、女性用も2室あるようで、使用する際にはフロントに申し出て、部屋のキーと交換でシャワールームのキーを受け取って使用する。
1人20分以内とか、ちょっとした注意点はあるものの、リンスインシャンプーと石鹸が置いてある。清潔感もあり、なかなか快適に、タオルを持参するだけでシャワーなどを浴びられる。
そして、時々遭遇するドライヤー問題だが、今回はロビーにドライヤーが設置されていたのも利点。汗をシャワーで落とし、髪をドライヤーで乾かし、さっぱりとした僕は、また部屋へと戻った。
ただ、僕はちょっと不思議だった。
楽天トラベルで検索していただければ分かるが、「一室一組のみ1,500円プラン」が、かなりの日にちで残っている。125室もあり、常に予約が入っている。そして実際に割と宿泊者がいる。なぜにこのプランがかなり残っているのか?