春秋航空日本、社長交代 新社長はJAL中国地区総代表の米澤章氏

春秋航空日本は、日本航空(JAL)執行役員で中国地区総代表の米澤章氏が、代表取締役社長に就任すると発表した。

米澤氏は、1984年4月にJALに入社。上海支店長、路線統括本部路線計画部長、執行役員路線統括本部国際路線事業本部長を経て、現任。6月29日の定時株主総会と取締役会での承認を経て、就任する。現代表取締役社長の樫原利幸氏は退任する。

春秋航空日本では、「今後も安全運航を基本に、新社長のもとでJALグループと春秋グループとより密接に協力関係を構築し、双方の強みを最大限生かして、日本と中国を結ぶ中国特化型LCCとしての新たな成長への取り組みを強化してまいります」としている。

JALは5月7日、春秋航空日本を6月にも連結子会社化すると発表していた。小型機で中国特化の事業を展開し、中国発のインバウンド旅客需要の獲得を目指すほか、JALグループ化によるスケールメリットを活かし、高品質かつ低コストの実現を目指す。人口1,000万人以上の中国の都市を対象に、直行便の未就航地点を新規開拓するという。

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