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「ドレミファインバータ」と呼ばれる制御装置を搭載し、「歌う電車」として親しまれる京浜急行電鉄の新1000形が、今夏で“歌い終える”こととなった。
「ドレミファインバータ」は、モーター制御時のノイズが音階に聞こえるよう調整された制御装置のことで、1998年にデビューした2100形と、2002年から導入された新1000形の一部編成に搭載された。その後、車両の機器更新により2008年12月から徐々に数を減らし、現在搭載されているのは新1000形のうち1編成(1033編成)のみとなっている。その1033編成も更新時期が決まり、まもなく“歌い終える”こととなった。
「ドレミファインバータ」の“終演”を記念して、7月18日には品川駅発、久里浜工場行きの貸切列車を運行する。参加者はウェブで募集しているほか、7月10日から京急蒲田駅で販売する記念乗車券の購入者の中から抽選で、15組30名を招待する。