ANA、ジャカルタから邦人帰国で特別便 7月21日に

全日本空輸(ANA)

全日本空輸(ANA)は、ジャカルタ発東京/成田行きの臨時便を7月21日に運航することを決めた。

運航するのは、ジャカルタを午前6時15分に出発し、東京/成田には午後3時50分に到着するNH836便。受入企業・団体による誓約の上、入国後10日間のホテルなどでの待機や移動手段の確保が利用の条件になるものの、ANAによる代行手配も受け付ける。誓約書は受入企業・団体が7月18日午後6時までに、外務省へ送付する必要がある。

大人片道運賃は、ビジネスクラスが314,700円、エコノミークラスが142,700円。成田空港からホテルへのバス代金と、ホテルグレイスリー新宿の宿泊費、1日3食の弁当、PCR検査代金を含む、オプションも販売する。1名1室利用の場合、11泊は320,100円、15泊は406,500円となる。

入国後10日間のホテルでの隔離が必要であるほか、入国後14日間の自主隔離が求められている。それぞれ翌日から起算する。また、入国後3日目、6日目、10日目のPCR検査の実施も必要となる。予約受付は日本時間7月18日正午まで。定員に達した場合には受付を終了する。

外務省や在インドネシア日本国大使館では、ANAや日本航空(JAL)が帰国需要に応じて特別便の手配を調整していることから、必要な支援を行っている。個人の利用や、個別の事情を有する人に対する特別便の調整も行っているという。7月25日にはJALの特別便の運航も決まっている。

インドネシアでは、新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大しており、医療崩壊が深刻化している。CNNによると、1日あたりの感染者数は54,000人を超えた。