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ハワイで日本酒? ANA「酒蔵オンラインツアー」がホノルルへ
ANAグループで旅行事業を手掛けるANA Xは、ハワイ在住の日本人が現地で経営する日本酒酒蔵「Islander Sake Brewery(アイランダー・サケ・ブリューワリー)」を紹介するオンラインツアーを実施した。
昨年11月から実施している「ANAトラベラーズ オンラインツアー」の「酒蔵シリーズ」の番外編。これまで、新潟県や山形県の日本酒酒蔵や宮崎県の焼酎酒蔵など、日本全国の酒蔵を取り上げ、蔵の設備や酒の製造工程を生配信で紹介するツアーを行っている。
▲醸造室を紹介するアイランダー・サケ・ブリューワリーの高橋千秋さん
今回の舞台となったのは、ハワイ在住の醸造研究家・高橋千秋さんが代表を務めるホノルル・カカアコ地区にあるアイランダー・サケ・ブリューワリー。高橋さんがハワイで日本酒作りを始めるまでの経緯や、日本と異なる環境で日本酒作りに挑戦することの苦労やこだわり、年間約2万本の商品を生産する醸造室を自ら紹介した。約1時間のツアー中には、ホノルルの現在の様子を紹介するパートもあり、現地スタッフがワイキキビーチを歩きながら「ワクチン接種が進み、現在はアメリカ本土から1日約3万人の観光客が訪れている」などと状況を説明した。
ツアーは映像視聴のみのプランと、ハワイのおみやげなどが付くプラン2種類の全3プラン。価格は視聴のみが1,980円、マカデミアナッツショートブレッドなどが付くプランが4,980円、エアバスA380型機「フライング・ホヌ」のモデルプレーンなどが付くプランが10,000円だった。
ANA Xのオンラインツアーでは今後、ストックホルムやイスタンブール、モスクワ、ウラジオストクといったANAの新規就航予定都市を取り上げる予定だという。