「丸亀製麺」、ロンドンに進出　年内に5店舗体制へ

トリドールホールディングスは、讃岐うどん専門店「丸亀製麺（Marugame Udon）」のロンドン1号店を7月26日にオープンした。

リバプールストリート駅近くに位置し、日本と同様に製麺機を置き、日本産小麦で打ち立て、茹でたてのうどんを提供する。テイクアウトやデリバリーにも対応する。

日本と同様に、「釜揚げうどん」や「かけうどん」、「肉うどん」のほか、ロンドンでメジャーな日本食をベースにした「豚骨うどん」や「チキンカツカレー丼」、「チキン白湯うどん」なども取り揃える。価格は3.45ポンド（約520円）から。天ぷらやおむすびなどのサイドメニュー、セルフサービスの薬味も用意した。通常、魚介を使用するうどんのだしは、野菜を使用した植物性のだしに変更するなど、ビーガン向けメニューが約30％を占めるという。

トリドールホールディングスでは、2011年に海外初号店となる「丸亀製麺」ハワイ・ホノルル店を出店。その後、アメリカ、台湾、香港、インドネシア、フィリピンなどに出店してきた。ロンドンへの進出で、世界11か国・地域に232店舗を展開することになる。

ロンドン初号店は、開店前に約100名が並ぶなど、予想以上の反響で、海外の店舗でトップセラーの「肉玉うどん」が最も売れたという。営業時間は午前11時から午後10時まで。まずはイギリス国内で年内に5店舗まで出店を拡大する。

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