JAL、国際線燃油サーチャージを引き上げ 欧米片道11,600円

日本航空(JAL)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月発券分より引き上げる。6月発券分より燃油サーチャージを再設定していた。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めている。6月から7月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均76.67米ドル、1米ドル110.19円だったため、円貨換算額は8,449円となった。

10月1日から11月30日までの発券分の日本発旅程では、いずれも片道あたり、韓国・極東ロシア線は600円、韓国・モンゴル以外の東アジア線は2,800円、グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク)線は3,300円、タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク)線は5,000円、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ線は6,600円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は11,600円となる。

■燃油サーチャージ額(2021年10月~11月/日本発旅程・片道)
韓国・極東ロシア 600円
韓国・モンゴル以外の東アジア 2,800円
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク) 3,300円
タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク) 5,000円
ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 6,000円
ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 11,600円

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